なぜ地方創生を目指しているのか
正直このお仕事は大変なことばかりで 何度も心が折れて辞めそうになりました。
そんな思いをしても、なぜこの仕事を続けてこれたのか。
それは、「元気な地方を作り出すこと」という目標ができたからです。
この志ができたのは創業から3年経つ頃でした。
それまでは目の前のお客さまの支援を必死にこなすも、どこか満たされない自分がいました。
お客様の売上が伸びたりして成果が上がっても、日に日に仕事をする意義が感じられなくなりました。
「何のために自分は働いているのだろう?」
そんな中、僕は知り合いの地方創生コミュニティの活動に参加するうちに「地方を元気にする=地方創生」なら報酬がなくても取り組みたいと思いました。
この思いにある背景は、 僕自身が山梨への移住を機に人生が大きく好転したことがきっかけでした。
また、これまで自分の仕事への意義が感じられなかったのは「自分の仕事が社会にとって何になるんだろう?」「自分だけが得して何になるんだろう?」といった疑問があることが原因でした。
この気づきをきっかけに僕のサービスは「地方を元気にする」ために 地方小規模事業者を中心に支援する方向にシフトしました。
僕のマーケティングの支援を通して山梨を始めとした地方事業者のサポートをしていき、地方に好循環する経済を作り出す。
高循環経済を地方に作ることで、雇用を生み出し、県外から人が集まる。
この最高のスパイラルを作り出すことができれば自分にとっても地方を愛する人々にとっても 生きやすい世界ができると思っています。
この目標に掲げた瞬間、今までにないくらいやる気が満ち溢れてきて仕事への姿勢も変わってきました。
地方創生はなかなか難しい社会問題で、僕一人の力では困難な目標ですが、僕とお客さまで協力すれば不可能ではないと思っています。
地方創生に向けて行っている他の活動
僕は地方創生に向けた活動をこの仕事以外に2つほど行っています。
1つ目がトレーニングコミュニティの運営です。
毎週日曜日の朝6:30に集まり、集団でのトレーニングを行っています。
これはトレーニングという健康を切り口にした地方創生で、運営やメニュー作りは僕自身が無償で行っています。
この活動を通して山梨県の中心から魅力的な大人を増やし、魅力的な大人を見て子供が育ち、県外からも人が集まれば山梨がより豊かになっていくと信じて活動しています。
この目標のためには より多くの人に参加して貰う必要があるので、参加費無料で運営し続けています。
最近は市役所職員、県庁職員、経営者を中心に山梨を担う人たちからの参加が増えてきており、大変うれしく思います。
2つ目は養蜂場の運営です。
こちらはまだ立ち上げ段階です。僕はお客様の支援をするだけでなく、山梨で自らが産業を行うことで地方を元気にしていきたいと思っています。
ハチミツをきっかけに山梨の良さを知ってもらい、体験や移住をしてもらうためのきっかけを作っていくことが目標です。
クライアントと一緒に世界を作っていきたい
僕がこの事業を行う理由は、地方企業をサポートすることで 山梨を始めとした地方を元気にすることです。
その手段の一つとして マーケティング支援の仕事をしています。
僕個人でも一次産業に参入するなど 地方を元気にするための活動をしていますが、当然僕一人で地方創生という大きなゴールは達成できません。
だからこそ、地方で頑張る事業者さんのマーケティング面をサポートさせてもらって、 一緒に地方を盛り上げていきたいと思っています。
お互いのメリット・デメリットでなく想いや理念に共感していただけた方と一緒にお仕事させていただけると大変嬉しく思います。